歯列矯正時に使うリテーナーは痛いものなのか?世田谷区の矯正歯科が解説

「リテーナーというものがあるらしいけれども、痛いのだろうか?」
よくわからないものが出てくると、何となく不安に感じるものですよね。
この用語も例外ではないでしょう。
今回は、歯列矯正時に使うことになるリテーナーが痛みを伴うかどうかといったことについて解説します。

□そもそもリテーナーによって痛みは生じるもの?

矯正装置を付けたときに、最初の数日は痛みを感じたものですよね。
中には、何も食べられないこともあります。
これは言うまでもなく、歯が動いている証拠です。
一方でリテーナーは、元に戻るのを食い止めるために使用されます。
歯の位置は基本的に動かないため、装置を付けることによって痛みが出てくることはあまりありません。

□リテーナーを付けていて痛いと感じる時の原因と解決策

それでも付けているうちに変な感じになることもあるでしょう。
その原因と解決策としてできることをご紹介していきます。

*そもそも慣れておらず違和感を覚えている

基本的に歯をその場で固定する装置ですが、ときに位置を微調整することがあります。
最初は変な感覚だったとしても、数日もすれば慣れますので、様子を見てみましょう。

*装置と歯茎が当たっている

保定装置は矯正後の歯の型に合わせて作りますが、歯茎などに当たって痛みが生じることもあります。
口内炎が発生しやすい原因ともなりますので、明らかに当たっている場合には相談されることをおすすめいたします。

*保定装置を付けていない時期があった

久々に付けると痛みを伴うことがあります。これは、その間に歯が動いていたためです。
矯正というのは歯を無理やり別の場所に動かしている状態で、下の繊維などはそのままとなります。
そこで元の状態に戻ろうとして動いていくのです。
保定装置は、食い止めるための役割があると言えますよね。
しかし、放置する期間が長いと、矯正によって整えたものが乱れた状態になってしまいます。
程度が大きいと作り直すあるいは矯正からやり直す必要があることも多いです。
しばらくしても違和感のなくならない場合には、担当の歯科医に相談されることをおすすめいたします。
また、外す頻度はお話しされた上で決めるようにしましょう。

□まとめ

今回は、歯列矯正時に使うことになるリテーナーが痛みを伴うかどうかといったことについて解説しました。
歯の並びを固定する保定装置のため、基本的に痛みはありません。
しかし、上記のような原因によって痛むこともある点は押さえておきましょう。

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