【二子玉川で歯列矯正】裏側矯正は本当に虫歯になりやすい?徹底解説します

「裏側矯正では、虫歯になりやすいらしい」
このような噂を聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

しかしながら、裏側矯正だからといって虫歯になりやすいわけではありません。
むしろ、裏側矯正にはより虫歯になりにくいとも言えます。
そこで今回は、裏側矯正が虫歯になりにくい仕組みと、矯正中の虫歯を防ぐためのポイントをご紹介します。

□裏側矯正とは

矯正といえば、歯の表面に金属の装置を付けている様子を思い浮かべると思います。
しかし、裏側矯正は歯の裏側に矯正装置を装着して歯並びを整えます。
装置が見えないため、人前に出ることが多い方でも気にせずに行うことができる治療方法です。

□裏側矯正は虫歯になりにくい

裏側矯正は以下の2つの理由から虫歯になりにくいです。

*歯の裏側はエナメル質が多い

歯の裏側は、表側と比べて最も硬い物質であるエナメル質が3倍含まれています。
この厚いエナメルの層のおかげで虫歯菌の影響を受けにくいのです。

*歯の裏側には唾液が多い

歯の裏側は表側と比べて唾液に触れることが多く、唾液の殺菌・洗浄効果の恩恵を受けやすくなっています。

*裏側矯正でも必ず虫歯対策を

裏側矯正は比較的虫歯に強いとはいえ、歯磨きをしなければ虫歯にかかってしまいます。
必ずブラッシングを行いましょう。

□矯正中の虫歯を防ぐには

矯正中に虫歯になってしまうと治療を中断せざるをえなくなる可能性もあります。
したがって虫歯対策が非常に重要になります。
以下では簡単な2つの虫歯対策をご紹介します。

*良く噛んで食べる

食べ物は30回は噛んだほうが良いと聞いたことがあるかと思います。
これは、噛むことで満腹感を感じやすいと同時に唾液の分泌量が増えるからです。
抗菌作用のある唾液をたくさん出すことで、虫歯を防ぎやすくなります。

*フッ素入りの歯磨き粉を使う

フッ素には虫歯菌を影響を弱める効果や、虫歯になりかけた歯をもとに戻す効果があります。
フッ素入りの歯磨き粉や、フッ素が入った洗口液を使うと虫歯予防に役立ちます。

□まとめ

裏側矯正が虫歯になりにくい理由についてご紹介しました。
エナメル質と唾液量のおかげで、裏側矯正は虫歯になりにくい特徴があります。

また当院は成人患者様の90%を裏側矯正で治療を行っており、安心していただける実績があります。
また、ブラッシングの指導も丁寧に行い、虫歯対策には一段気を使っておりますので、裏側矯正をお考えの際は、ぜひお越しください。