世田谷区の子供の矯正歯科医が解説!歯を抜かないで矯正する方法とは

自分の子供の歯並びを良くするために、矯正をさせようと考えているお母さんはたくさんいますよね。
矯正は、低年齢の時にしておいた方が良いので、ぜひ始めるべきです。
そんな矯正ですが、歯を抜く矯正と歯を抜かないでする矯正があります。
歯を抜いてしまうことは、当たり前の話ですが、多くのデメリットがあります。
そこで今回は、歯を抜かないで矯正する方法を紹介していきます。

□歯を抜いてしまうことへのデメリット

健康な歯を抜くということは、聞いただけでも心が痛みますよね。
これは、歯科医も同じ気持ちです。
歯を抜くと、食べ物を噛む力が低下してしまうため、口腔全体が痩せてしまいます。
お子さんの見た目にも影響が出てくるということです。
また、歯がなくなってしまうことで、周りの歯が傾いてしまい、噛み合わせが悪くなります。
このように、歯を抜いてしまうことには、多くのデメリットがあります。

□歯を抜かないで矯正する方法

「矯正はしたいけど、できることなら歯は抜きたくない」
ほとんどの方がこのように思っていますよね。
今までの矯正の方法では、歯を抜いて行うものが一般的でしたが、最近では、歯を抜かないで矯正する方法もあります。
具体的にどのように治療をしていくかというと、まずは奥歯を移動させてスペースを確保します。
次に、歯列全体を側方向に広げていき、スペースを作ります。
最後に、1本1本の歯を削っていき、小さくしていきます。
通常は、歯を抜いてこのようなスペースや隙間を確保していきますが、この3つの方法によって、歯を抜かないで済むのです。

□歯を抜かないで矯正するデメリット

「歯を抜かないで矯正する方法があるのなら、皆そうするでしょ!」と思うかもしれませんが、そうはいかないのが現実です。
歯を抜かないで矯正をしてしまった場合、口元全体のバランスが悪くなってしまう可能性があります。
これは、スペースや隙間を確保するために、無理に歯列を広げようとするからです。
このように、歯を抜かないで矯正することにも、デメリットがあることを覚えておいて下さい。

□まとめ

ここまで、歯を抜かないで矯正する方法を紹介しました。
ご覧の通り、歯を抜かないで矯正する方法には、メリットもあればデメリットもあります。
歯科医さんとしっかり相談して、どちらにするか決めるのが最善ですね。
当院でも、子供の矯正を行っているので、もし矯正を始めたいお子さんがいらっしゃれば、ご気軽にお問い合わせ下さい。